過重労働による健康障害防止対策としては、どのようなことをすべきか?【労働衛生コンサルタント試験/口述試験】

過重労働対策の実施方法としては、以下のようなものがある。

1) 事業者による意思決定と方針の表明:まずは事業者が「過労死や過重労働による健康障害を生じさせない」という方針を決定し、これを表明することから始める。

2) 衛生委員会等の活用:事業場全体が過重労働に対する問題意識を共有化したり、従業員の意見を過重労働対策に反映させたりするとともに、事業場の実態に即した制度づくりなどを調査審議する。

3) 過重労働対策推進計画

4) 健康確保のための体制の整備と定期健康診断の活用(健康確保の徹底)
・健康管理体制の整備、健康診断の実施
・対象者への面接指導
・面接指導の事後措置等

5) 勤務状況の把握:適切な勤怠管理、労務管理を実施。

6) 時間外労働削減対策の実施
・フレックスタイム制の導入
・勤務間インターバル制の導入
・年次有給休暇取得の促進
など。

参照:
過重労働による健康障害防止対策の手引き

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