健康障害を起こしうる物質[労働衛生コンサルタント試験過去問 平成29年度 問15]

【問題】
有害物と健康障害との次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
(1)クロム酸………………………… 鼻中隔穿孔
(2)マンガン………………………… パーキンソン症候群
(3)コールタールナフサ…………… 白斑
(4)ベンゼン………………………… 汎血球減少
(5)メチルセロソルブ……………… 貧血

【答え】(3)

【解説】
〇(1)クロム酸は強力な酸化剤であり、鼻中隔穿孔が起こりうる。

〇(2)マンガンでは、パーキンソン症候群が起こりうる。

×(3)コールタールでは、皮膚炎、光過敏症、肺癌などの障害が起こり得る。白斑は、ハイドロキノン誘導体、カテコール化合物、フェノール化合物などの反復接触によって起こりうる。

〇(4)ベンゼンでは、汎血球減少が起こりうる。

〇(5)メチルセロソルブでは、貧血が起こりうる。

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