産業医マニュアル

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社員が「産業医に相談したい」ときに実践したい、「賢い相談の仕方」をする上での3つのポイント

健康上の問題について、産業医に相談したいという場合、あまり経験がないと躊躇ってしまう社員の方々がいらっしゃいますが、産業医にとって社員との面談というのは重要な仕事の一つです。ぜひともご遠慮なさらずに面談にいらっしゃっていただきたい、と多くの...
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産業医の意見書の効力ってどこまで?社員や企業はどこまで従うべきか

産業医が社員と面談を実施し、就業制限や休業をすべきと判断した場合、「産業医意見書」を書くことがあります。その効力はどこまでなのかと考える上で、そもそも産業医の権限はどこまでなのか、ということを考える必要があります。 それについては、労働安全...
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「人事からの産業医への面談依頼」に警戒する社員へ安心感を与える方法【産業医マニュアル】

「よく居眠りをしている社員がいる」と、上司・人事から面談依頼がありました。元々、持病がある(神経内科に通院中の慢性疾患)社員でもあったため、上司も心配になり、人事へと相談し、さらに人事から私に面談依頼がやってきた、という次第です。 初回の面...
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人事は「中途半端に出社する社員」を問題視する【産業医マニュアル】

タイトルの「中途半端に出社する社員」の意味ですが、これは「欠勤をたびたび繰り返しながらも不定期に出社する」「出社はするものの、居眠りをよく目撃され、半休をたびたびとる」といった状態の社員を指します。 こうした状態は、「体調不良なのにも関わら...
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クビを切られる産業医の特徴【産業医マニュアル】

最近、一部上場企業の一事業場で嘱託産業医をしていた知人が、契約打ち切りになったと聞きました。 その先生は開業医であり、片手間に嘱託産業医をされていたそうですが、話を聞いていて「ああ、なるほど。それは仕方ないかな」と思ってしまいました。 その...
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衛生委員会の「最少人数」は結局何人ですか?【産業医マニュアル/労働衛生コンサルタント試験対策】

「常時雇用している労働者が50人以上」となった場合、衛生委員会(安全衛生委員会に代えることも可)を開催することが決められています(労働安全衛生法施行令 第九条)。さて、そこで議長、衛生管理者、委員などを集めることになりますが、「最少人数は何...
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頑なに受診を拒む社員への対応【産業医マニュアル】

定期健康診断の結果で、明らかに糖尿病(空腹時血糖値 200 mg/dl、HbA1c 10%超え)の社員がおり、受診勧奨を続けていたにも関わらず頑なに受診を拒んでいました。 人事の社員が何度も連絡していても拒み、さらには後輩の産業医が面談をし...
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社員にとって迷惑でしかない産業医の3つの特徴【産業医マニュアル】

「社員に嫌われる産業医の特徴」や「主治医としての考え方の癖が抜けていない産業医が社員にとっても迷惑な理由」でも書いていますが、やはり社員にとって産業医が「迷惑」となってしまうケースがあります。 関わり方によっては、本来、社員が健康で安全に勤...
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ADHDの内服治療薬「メチルフェニデート」「アトモキセチン」の使い分け【非精神科医の産業医向け】

ADHDの内服治療薬としては現在、中枢刺激薬の「メチルフェニデート」(商品名 リタリン、コンサータ)と、非中枢刺激薬の「アトモキセチン」(商品名 ストラテラ)とがあります。 これらの使い分けについてですが、非精神科医ですと、実際に処方するわ...
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健診判定で「HDLコレステロール高値」はどう判定すべきか

健診判定で、HDLコレステロール(善玉コレステロール、HDL-C)の場合、受診勧奨をすべきかどうか、悩むことがあります。目安となる数値、基準がはっきりとしておらず、「この数字…たしかに高いけど、どうしようか」と思っていました。 そんな中、慶...