【問題】
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
(1)立ち作業では、長時間の連続した立位姿勢保持を避けるため、腰掛け作業など、他の作業を組み合わせる。
(2)立ち作業が長時間継続する場合には、椅子を配置し、作業の途中で腰掛けて小休止・休息が取れるようにする。
(3)腰掛け作業では、椅子に浅く腰を掛けて、履物のかかとが床に接する姿勢を基本とする。
(4)腰掛け作業では、椅子と大腿下部との間に手の指が入る程度のゆとりがあり、大腿部に無理な圧力が加わらないようにする。
(5)腰掛け作業では、肘を起点として円弧を描いた範囲内に作業対象物を配置する。
【答え】(3)
【解説】
「職場における腰痛予防対策指針」参照のこと。
〇(1)立ち作業では、長時間の連続した立位姿勢保持を避けるため、腰掛け作業など、他の作業を組み合わせる。
〇(2)立ち作業が長時間継続する場合には、椅子を配置し、作業の途中で腰掛けて小休止・休息が取れるようにする。
×(3)腰掛け作業では、「椅子に深く腰を掛けて、背もたれで体幹を支え、履物の足裏全体が床に接する姿勢を基本とすること」とある。
〇(4)腰掛け作業では、椅子と大腿下部との間に手の指が入る程度のゆとりがあり、大腿部に無理な圧力が加わらないようにする。
〇(5)腰掛け作業では、肘を起点として円弧を描いた範囲内に作業対象物を配置する。
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