以前勤めていた病院を退職し、しばらくはスポットバイトを続けていた時期がありました。常勤で勤める可能性もあったため、非常勤での固定バイトは避け、1回かぎりのスポットバイトを続けていたわけです。
やっていたのは、健診の問診バイト、予防接種の問診バイト、内科外来、透析バイトです。結構数をこなしており、しばらくの生活資金や旅行資金となりました。
ただそこで、スポットバイトにはいくつか「気をつけなければならない」というようなことがあるのだと気づかされました。やるべきバイト、やらないほうが良いバイトというのがあるんですよね。今回は、そうしたことについて書いてみたいと思います。
1) 辺鄙な場所でのバイト
とにかく、辺鄙な場所にあるバイト先もあります。そこをしっかりと調べておかないと、移動も大変です。さらには、健診バイトだと早朝集合なことも多く、とんでもない時間に起きなければならない、なんてこともあります。
バイト募集では、辺鄙な場所が多かったりもします。しっかりと調べてから応募しないと、大変なことになったりますので、ご注意を。
クルマ通勤をする場合、長時間運転して帰らなければならないとなると、疲れていて事故を起こしてしまう可能性もあります。とにかく、近場でバイトは探すべきであると思われます。
2) 交通費との兼ね合い
交通費の上限が決まっているところで、交通費の実費がオーバーしてしまうなんてこともありえます。また、「早朝集合はキツイ」ということで、宿泊したりしますと、宿泊費もかかってくることになり、まったくもって「美味しくないバイト」となってしまいます。
そこで、交通費や、場合によっては旅費がどれくらいかかるのか、しっかりと調べてから応募したいものですね。
3) トラブルに巻き込まれることを想定
たとえば、健診バイトですと、受けられる方からのクレームがあったりもします。そうしたトラブルに対処できますか?
また、外来バイトや当直バイトでは、急変患者への対応、ご家族への対応もあります。そうした場合、病院側は常勤とは異なり、あまり親身に守ってはくれないと考えるべきでしょう。
トラブルは期せずして起きるものですが、そうしたトラブルを起こさぬよう、いつも以上に気をつけましょう。また、起きてしまった場合、どうするか。あらかじめどのようなところに連絡・相談すべきかといったことは、考えておく必要があるように思います。
以上のような点についてご留意いただき、ぜひ「医師バイトドットコム」などに登録し、求人情報をお調べになっていただければと思います。