患者さんが外来受け付け時間ギリギリに来院するのは避けるべき理由

たとえば病院で、17時まで外来を受け付けしていたとしますと、「16時55分」や、駆け込みで「16時59分」にやって来られる患者さんがいたりします。

そうしますと、「やれやれ、今日は定時に外来終われるぞ」と思っている医師にとっては思惑が外れることになります。また一から問診、検査、結果説明、治療説明…としなければならないのかと思いますと、やはり医師も人間です。多少イラッとすることも正直なところです。

結果、診断・治療について、そうした精神状態が影響しないとも限りません。よって、もちろん、急を要するような状態で病院に駆け込む、という状況は別ですが、できることならば余裕をもって受診できるようお願いしたいものです。

どうしてもギリギリに受診しなくてはならないようでしたら、その時はあらかじめ病院にご連絡いただいておくとよろしいでしょう。それなりの心構えで医師側も待っていることができます。

会社勤務などがあり、なかなか抜けて病院に来れない、というご事情がある方もいらっしゃるでしょうけども、受診に際しては上記のようなことをちょっとお考えいただけると医療者側としては幸いです。

…最近、やや滑り込みのようにやってこられる患者さんが多かったので、半分愚痴のように書いてしまいましたが、ぜひ心の片隅にでもとどめておいていただけると嬉しいです。

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