外務省では、アフリカなどの発展途上国にある日本の在外公館で、医師として診療を行う医師を募集することがあります。こうした外務省づけの医務官を、「外務公務員医療職」と言います。
基本的に、こうした医務官は、現職の医務官が退職されるなどの欠員が出た際、応募を募集しています。ですので、不定期であり、こまめにチェックしていたりしませんと、見逃してしまう可能性があります。
募集している際には、外務省のホームページである「医療職募集」に掲載されています。
応募資格については、「外務公務員医療職募集」に掲載されています。
・日本国籍を有しかつ外国籍を有していない者であり、日本国の医師免許を取得している者
・臨床経験10年以上でプライマリーケアに対応しうる内科、外科、精神科等の医師
・一定の語学力を有する者(英語の日常会話ができる)
なお、定年は65歳未満であるため、それより上の医師ですと採用は難しいでしょうね。
勤務先は、「アフリカ諸国等開発途上国所在の日本の在外公館」です。身分・待遇としては、「国家公務員医療職」となっています。
選考内容としては、書類審査、筆記試験(小論文、英文和訳)、面接があります。
もし「海外で働きたい」という希望があるようでしたら、応募してみてはいかがでしょうか。