2018-08

産業医マニュアル

精神科医の診療と産業医による高ストレス者面談は大違い【産業医マニュアル】

最近、産業医になりたてという精神科医の先生の高ストレス者面談に同席することがありました。 要は、初めての高ストレス者面談なので、途中で助け舟を出す役割だったのですが、聞いていてなかなか興味深かったです。 精神科医による面談だと、まずは生活状...
産業医マニュアル

社員と企業、それぞれの一方的な言い分だけを鵜呑みにすべきではありません【産業医マニュアル】

社員の面談をしていますと、そこで語られる窮状や仕事・人間関係の辛さに、つい同情してしまうことがあります。 もちろん、共感・傾聴は面談の基本なので、その姿勢は大切であるとは思いますが、ただ一方的にその主張を鵜呑みにしてしまうのは危険です。 当...
産業医マニュアル

主治医としての考え方の癖が抜けていない産業医が社員にとっても迷惑な理由【産業医マニュアル】

後輩の産業医を指導することもあったのですが、彼は「臨床医/主治医としてのクセ」が抜けておらず、産業医としての役割の果たし方がまだよく分かっていないのでは、と思った次第です。 産業医歴の短いその後輩は、脳ドックの結果を持って相談にやってきた社...
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産業医は会社側への「報・連・相」をしないと仕事してないのと同然です【産業医マニュアル】

臨床医であれば、外来で患者さんを診療していて、上手く治療出来ていれば上司にいちいち報告や相談は要らないと思いますが、産業医となると、そうもいきません。 社員との面談後、どのような病状でどんな就業制限が必要なのかなど、報告や連絡、場合によって...
産業医マニュアル

精神科医主治医の「配置転換が望ましい」という診断書に産業医が本音で思うこと【産業医マニュアル】

休業中の社員がいて、復職にあたっての診断書に「復職が可能と判断する」の一文の後に、「ただし、配置転換が望ましい」という一文が添えられることがあります。要は、「復職にあたって、異動させてください」ということですね。 メンタル疾患で休業中の社員...
産業医マニュアル

主治医の「復職可能」と判断した診断書は鵜呑みにできない理由【産業医マニュアル】

メンタル疾患で休業中の社員がいて、復職するにあたっては主治医が「復職可能」と判断した診断書を提出してもらう企業が多いのではないでしょうか。 その後、産業医が復職可否を判定する面談を行う、という流れになっていくわけですが、やはりその診断書を鵜...
産業医マニュアル

派遣社員の敵は「派遣社員」だったりもする【産業医マニュアル】

派遣社員ですと、有期限契約であり、勤務している企業に「契約更新されるか否か」ということが非常に大きな問題となります。 そこで、同じ職場に勤務していて、「契約更新される社員」と「契約更新されない社員」が生まれることもあります。 さらに言えば、...
産業医マニュアル

企業が解雇ではなく「退職勧奨」を選ぶ理由【産業医マニュアル】

企業は、問題のある社員であっても、解雇することはできるだけ回避します。というのも、それだけ従業員の権利が法的に手厚く守られているからです。また、解雇して際の裁判沙汰を避けたい、という理由もあると思われます。 最近、たびたび休職し、なおかつ同...
医師バイト情報

「期間限定の定期医師バイト」にあえて応募するメリット

期間限定バイトですと、せっかく応募して採用されたとしても、その期間が終われば自動的に終了、ということになります。 ですので、定期非常勤バイトを探す上ではどうなんだろうか、と思われがちですが、期間限定バイトにはそれなりのメリットもあります。 ...
医師バイト情報

「毎週の勤務はちょっと…」という医師にオススメな隔週・月イチのバイト

毎週、研究日として一日フリーになっている先生方も多いでしょう。 その日をバイト日として外来勤務されておられる方は多いと思いますが、「せっかくだから休みたい。かといって、全部休みにしてしまうと、ヒマだし稼ぎたい」という場合は、隔週や月イチでの...