産業医の転職活動で「求人票には掲載されていない」重要な3つのポイント

産業医として転職を始めようということですと、まずは転職エージェントに紹介された求人票とにらめっこ、ということになると思います。そこには、勤務地や年収、勤務日数・時間、業務内容や求めるスキル…なんていうことが書かれていると思います。親切な求人紹介会社ですと、「学会参加の補助をするか否か」なんてものも書いてある場合もあったりします。

しかしながら、そうした求人票には書いていなくて、実は働きやすさを決める重要なポイントというものが存在します。

そこで今回は、産業医の転職活動において、「求人票には掲載されていない」重要な3つのポイントについて書いてみたいと思います。

社員の平均年齢・産業衛生スタッフの年齢

私が最初に入職した会社は、かなり平均年齢が高く、人事労務担当者も10歳以上離れた年上でした。周りを見れば年上ばかりで、面接で対応するのももちろん年上の社員ばかり。加えて、産業衛生スタッフである保健師も10歳以上離れたベテランさん2名でした。

そのような状況ですと、なかなか「腹を割って話す仲間」というのは作りづらく、上手くコミュニケーションがとれませんでした。

年配の方と話すのが得意な方もおられるでしょうが、私の場合はやはり同年代の方が話しやすく、逆に今の会社ではそのようなところで、上手くやれているという状況です。

この点、社員、特に接点の多い人事労務担当者の年齢や、産業衛生スタッフの年齢はあらかじめチェックしておくことは必要かな、と思っています。

年収のモデルケース

求人票の年収の提示としては、「1000~1300万円」といった書き方をされることが多いです。当然、その中のレインジで採用面接などでは希望を出すわけですが、「1000~1500万円」などと、かなり幅が広いとなかなか希望条件として出しづらいです。

もちろん「勤務日数」「経験年数」などを考慮することで、ある程度は決まってくるものだとは思いますが、それでも「一体、どれぐらいって提示すべきなんだ…」と悩むこともあったりします。

求人紹介会社の中には、「医師経験年数10年目、週4日勤務 1200万円」などと年収のモデルケースを掲載してくれているところもありますが、書かれていないこともあります。

そのような時では、「医師年数10年目で、週4日勤務ですとおよそどの程度の年収とされていますか?」と転職エージェントにあらかじめ聞いておくと、採用面接の時に希望額を提示しやすいと思います。

支社・関連会社の訪問について

常勤産業医の場合、支社や関連会社に「それぞれ、月1で訪問してください」と依頼される場合もあり、それ込みでの年収となることが多かったりします。

もちろん、訪問件数が求人票に記載されていたり、採用面接で詳しく説明をされることもありますが、この「月あたりの訪問件数、訪問場所」はしっかりと聞いておいた方がいいと思います。

私も一度、訪問件数や訪問する場所はなんとなく聞いていましたが、一つの関連会社が「最寄り駅からバスを乗り継いでいかなければならない」かつ、「帰りの電車が何度も乗り継ぎをしなければならない」なんてことに気づき、大変な思いをしたことがあります。

このあたり、「電車やバスが大好き。小旅行みたいなものじゃない」というドクターもおられるので一概には言えませんが、この一件以来、私は入職前にしっかり調べるようにしています。

以上です。
こうしたエントリー前や、採用面接前の質問について、エムスリーキャリアや、リクルートドクターズキャリアの転職エージェントはよく教えてくれたという印象があります。もしこれから転職活動ということでしたら、まずはこの2社からご相談いただいてはいかがでしょうか。

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