私は産業医としての転職を3回行っており、その全てで求人紹介会社のサービスを利用しています。基本的には、エムスリーキャリアと、
リクルートドクターズキャリアを利用させていただいているのですが、この2社に共通している点があります。
それは、「入職後のフォローアップがしっかりしているなぁ」と感じているというところです。実はこの「入職後のフォローアップ」というのも、転職においては大事であると、私としては思っています。

車や住宅を購入した後のアフターケアみたいなものでしょうか。今回はそんな、「入職した、その後…」というところにスポットを当てた記事となっています。
なぜフォローアップが必要か
そもそもなぜ、入職後のフォローアップが必要かと言うと、転職には「あれ?採用面接で聞いてた話と違うぞ」「ああ…入職前は気づかなかったけど、ここはガッカリポイントだな」と感じるところが出てくるものです。
そんな時、なかなか入職直後というのは「話が違うじゃないですか!」とは言いにくいものです。そのような不満を溜め込んでいる時、「入職されて、その後どうでしょうか?」と転職エージェントから連絡が来ると、「実は、こういうことがあって…」と話しやすいのではないでしょうか。
結果、転職エージェントが代わりに病院側へ問い合わせてくれる、ということもあります。それで待遇や業務についての不満が改善される可能性もあるわけです。
その他、転職からしばらくしてから(2~3年)のフォローアップもあり、「状況のお伺い」として、再転職を検討しているか否かの確認もあったりします。
再転職がスムーズに
私の場合、産業医一社目の時は入職先の企業から「契約更新はない=クビ」と宣告されるという痛い目に遭っており、すぐにお世話になった転職エージェントに連絡をとって転職活動を再開しました。
やはり、状況を知ってもらえているというのはありがたいもので、事情をすぐに把握して求人紹介をしてもらえました。このあたり、やはりしっかりとしたフォローアップがあるとありがたいものです。

転職は「必ず上手くいくもの」ではないわけであり、再転職ということもありえます。そんな時にこそ、フォローアップの有無は大きな違いがあると思います。
フォローアップの現状
私は現在の会社(3社目)に転職し、ようやく産業医として落ち着いて勤務できている状況です。すでに入職後、5年近くが経っています。
それでも顔見知りの転職エージェントから「最近のご状況はいかがでしょうか?」といったメールが届いており、「また転職するなんてことになったら、お願いしようかな」と思ったりします。

もちろん、それがイヤな人もいるでしょうから、そのような場合は「メールしないで」と言うこともできるでしょう。ですが、私の場合はそのような繋がりはありがたいと思っています。
転職した後、つまりは「入職してから」のことが心配という方にこそ、「話が違うじゃないか」ということを避けるため、あるいは再転職のことを考えて、フォローアップのしっかりしたエムスリーキャリアや、
リクルートドクターズキャリアがオススメできるのではないかと思っています。

