2018-09

産業医マニュアル

社員にとって迷惑でしかない産業医の3つの特徴【産業医マニュアル】

「社員に嫌われる産業医の特徴」や「主治医としての考え方の癖が抜けていない産業医が社員にとっても迷惑な理由」でも書いていますが、やはり社員にとって産業医が「迷惑」となってしまうケースがあります。 関わり方によっては、本来、社員が健康で安全に勤...
その他

風邪に「抗生物質を出せ」と引かない患者に担当医師としてどう説明すべきか?

抗菌薬の適正使用を推進するため、政府は2016年「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」を策定しています。その内容としては、2020年までの間に、「抗菌薬の使用量を13年比で33%減少させる」というもののようです。 実際、外来で「風邪に抗...
労働衛生コンサルタント試験対策

精神疾患患者に熱中症のリスクが高いのはなぜか?【労働衛生コンサルタント試験対策】

熱中症のハイリスクとなる基礎疾患としては、 ・糖尿病 ・心疾患/高血圧症 ・腎疾患 ・精神疾患 ・広範囲の皮膚疾患 などが挙げられます。この点は、労働衛生コンサルタント試験の口述試験でも問われることがあります。 そこで、「精神疾患患者は、な...
その他

高齢者の脱水+活性化ビタミンD製剤は「高カルシウム血症→急性腎障害」をきたす可能性があり要注意!

『日本医事新報』の2018年9月1日号(No 4923)に、活性化ビタミンD製剤を処方する上での留意点が掲載されていました。 腎臓内科の医師が、整形外科の医師へのお願いという形で書かれた記事であり、脱水になりやすい高齢者(特に、体調が悪く食...
その他

男性の軽症うつ病には「胸を張った姿勢+筋トレ」が有効

Medical Tribune 2018年9月6日号に掲載されていた、第15回日本うつ病学会の内容を伝えた「テストステロン補充療法 軽症うつ病に有効」という記事が掲載されていました。 テストステロン値 350 ng/dl未満の気分変調症、軽...
産業医マニュアル

ADHDの内服治療薬「メチルフェニデート」「アトモキセチン」の使い分け【非精神科医の産業医向け】

ADHDの内服治療薬としては現在、中枢刺激薬の「メチルフェニデート」(商品名 リタリン、コンサータ)と、非中枢刺激薬の「アトモキセチン」(商品名 ストラテラ)とがあります。 これらの使い分けについてですが、非精神科医ですと、実際に処方するわ...
産業医マニュアル

健診判定で「HDLコレステロール高値」はどう判定すべきか

健診判定で、HDLコレステロール(善玉コレステロール、HDL-C)の場合、受診勧奨をすべきかどうか、悩むことがあります。目安となる数値、基準がはっきりとしておらず、「この数字…たしかに高いけど、どうしようか」と思っていました。 そんな中、慶...
産業医マニュアル

「パワハラの訴え」が続発して人事が機能不全となる日

スポーツ界でのパワハラ問題が盛んにニュースで流れていることや、昨今の風潮もあり、人事、コンプライアンス窓口へパワハラの訴えを行う社員が増えているようです。 私が担当している会社もそのような状態であり、人事部も悲鳴を上げていました。処理が追い...
産業医マニュアル

職場で「嫌われる社員」3つの特徴【産業医マニュアル】

高ストレス者を対象とした面談で、ストレスの要因となる社員についての話をよく聞きます。 「あの人、本当にストレスなんですよ!」と言われる人ですが、結構その特徴は決まっていたりします。 今回は、そんな同僚へ知らない内にストレスを与えている社員の...
その他

あなたのその「クレーム」が誰かを追い詰めているかもしれませんよ

お客様を相手にする仕事をしている以上、ついてまわるのがミスと、それに対するクレームです。 もちろん、ある程度のクレームなら許容範囲でしょうが、中には度が過ぎた無理難題を要求してきたり、何度も謝罪を要求してくるようなケースもあります。 その場...