医師の転職サポートを行う「良いキャリアエージェント」の3つの条件

人材紹介会社に登録すると、担当となるキャリアエージェントさんがついてくれます。その人とやりとりを行い、良い求人があったならば、その方が橋渡しをしてくれることになります。

やはり、人同士のやりとりですので、合う/合わないということがあると思います。そこで、自分にとって「良いキャリアエージェント」はどんな人なのかということについて、今回は3つの条件をあげてみたいと思います。

1) 医療業界への知識・理解

これはまず基礎的な部分で、「あって当然」と言われるかもしれませんが、大事なことですよね。

希望を伝えてもピンときていないようなケースでは、こちらが常識・当然と思っていることが、キャリアエージェントさんに伝わっておらず、理解されていないことが考えられます。

また、「こうした業務を行いたい」「こういう理想を叶えたい」といったことを伝える際、いちいち専門的な部分を解説するようでは煩わしくなってしまいます。最低限の医療的な知識・業界への理解は、ぜひ持って頂きたいところですよね。

2) コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、依頼人との希望や条件についての聞き取り、求人先についての説明などといった部分、そして面接で同席してもらった際、円滑に会話が進むようにしてくれるといった部分で重要となります。

いわば、キャリアエージェントさんは依頼人と病院とを繋ぐ架け橋となってくれる方ですので、人対人の関係性を円滑にしてくれる役割が大きいです。

「ちょっと合わないな…」と思われる方の場合、このコミュニケーション能力といった部分で感じることが多いのではないでしょうか。

3) 医療機関との交渉能力

医療機関側の提示した条件をそのまま飲めれば良いのですが、「ちょっとここは合わない」と感じることがあります。そうした部分では、医療機関との交渉を必要があるわけですね。

交渉能力とは、「これは飲めません!」と突っぱねるだけのことや、「こうじゃなきゃ入職しないよ」と言うだけのことではありません。「業務内容として、ちょっとハードになるけど、それで良いのなら給料面や待遇をよくするよ」といった駆け引きや、「当直免除の代わりに、こうした業務を引き受けることはできます」といった交渉を行ってくれることです。

そこはやはり、医療機関の人事担当者や依頼人と、しっかりと信頼関係を築いていないと無理ですよね。人事担当者と日頃からコミュニケーションをとってくれるような人であれば、こうした交渉はスムーズに進むことが多いように思います。

以上です。
こうした3つの条件を備えているキャリアエージェント/コンサルタントさんであれば、ぜひとも担当していただいた方がいいでしょう。

ただ、誰でもそつなくサポートできるということは、人である以上無理なのではないでしょうか。「ちょっと合わないな…」と思った場合、別の方にお願いするのも手です。

エムスリーキャリア」さんは、担当者が合うかどうか、担当者以外の方がメールで聞いてくれ、場合によっては担当者を変更してくれます。キャリアエージェントさんとの相性を気にされるようでしたら、「エムスリーキャリア」に登録してみてはいかがでしょうか。

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