転職で待ち受けるストレスへの対処法-「前の病院では…」は忘れて前向きに

転職を行うと、当然のことながら新しい環境に身をおくことになるので、そこに待ち受けるストレスがあります。

たとえば、職場に知り合いがいれば別ですが、人間関係もゼロから築いていかなければなりません。何かをしようとしても、誰に根回しをして、誰に応援を仰げばいいのか、最初のうちは分からないと思います。

今まで、そうした人材の上で仕事は成り立っていたわけで、今までと同じパフォーマンスが出せるようになるまでには、相当の時間がかかります。

外来や病棟での事務処理のルール、さらには最近では電子カルテを導入している病院も多く、電子カルテの扱いに慣れるまでに時間がかかり、オーダーを出したり、レントゲン写真など画像を見るのにも手間がかかってしまったりもします。

こうしたストレスへの対処法としては、まず心構えとして「慣れるまでは仕方がない」と思う必要があります。

「前の病院では、上手くいってたのに、なんで転職した途端に、上手くいかないんだろうか」などと悩まず、「前の病院では、今まで作ってきた、自分なりの仕事のスタイルやルール、環境があったから上手くいったんだ」としっかり認識しましょう。それだけでも、心はふっと楽になるはずです。

さらに、「今は、前の病院とは違う。また一から環境に合わせた自分なりのシステム・ルールを作って行こう」と気持ちを切り替え、前向きに捉えていくことが必要です。

結局のところ、転職で全てが満足した状態になるというわけにはいきません。無闇に悩んだりストレスを溜め込まず、できる限り前向きな姿勢となり、転職先の職場に慣れていただければと思います。

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