産業医の採用面接をパスするための3つのポイント

産業医の採用となりますと、「書類選考→一回目の採用面接→二回目の採用面接」といった流れであることが大半です。採用面接を重視しているところも多く、さらには買い手市場ということもあり、二回の採用面接をパスするのは結構難しいです。

今回は、その産業医の採用面接をパスするためにどのようなことを心がけたらいいのか、3つのポイントを挙げてご説明させていただければと存じます。

相手は非医療者・会社員であるという認識

まずはじめに、産業医・保健師が同席することもありますが、基本的に面接の相手は非医療者、会社員であるということをご認識いただいたく必要があると思われます。

そのため、スーツ・ネクタイ、髪型などの身だしなみはしっかりしているか、言葉遣いは丁寧かといったことは十分に気をつけていきましょう。

あとはちょっとしたポイントですが、ぜひ「名刺入れ」は持参していきましょう。面接に先立って、名刺を渡されることがあります。その名刺を直接ポケットへ…というのはやはりマナー的によろしくありません。

名刺入れを取り出しつつ名刺を「頂戴いたします」と言いつつ受け取り、その名刺を名刺入れに載せておく…といったことをしておくと、一応のところマナーのなっている人なんだな、と思われるのではないでしょうか。

重要視される「コミュニケーション能力」

産業医ですと、勤務医以上に「コミュニケーション能力」が求められます。人当たりの良さであったり、質問への受け答えなどが採用時面接で見られています。

発言内容も大事であるとは思われますが、それ以上に「質問の意図は何か」ということを踏まえ、それに対して的確に答えられるかどうか、というところが重要だと思われます。

定型的な質疑応答のあと、「何か質問はありますか?」というところも、いわばコミュニケーション能力が問われていると考えておいた方がよろしいと思われます。そこで質問を投げかけ、その答えに対してどう反応するか、といったところはまさしくコミュニケーションが問われるところであると思われます。

落とされても、落ち込むべきではない理由

採用時面接で上手くアピールできて、さらには何ら大きな失敗もなく終わったとしても、それでも落とされることがあります。

そこは採用担当者の考えによるところで、「今いる産業医の先生は40代で、その先生がやりやすいようにそれより若い先生で」といったことや、「人事チームの男女比を考えて、女性の先生で」などなど、自分ではどうしようもない理由で採用が決定されることもあります。

そこはまさしく「運」であったり、「縁」といったところですので、決してあなたの落ち度などではありません。そのため、「落とされても、落ち込むべきではない」ということなわけです。

ダメだったら次があります。また、どの会社が良いか悪いかなどは、入職して実際に働いてみないと分かりません。そこはあまり悩まず、次の会社にアタックしましょう。

以上です。
上記のポイントを押さえて、ぜひ産業医の採用面接に臨んでいただければと存じます。

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