「産業医のQOLは?」「楽な仕事なの?」という質問に産業医として回答してみる

産業医で検索すると、関連キーワードに「QOL」や「楽(らく)」というワードが並びます。やはり、「産業医は当直もなければ、オンコールもない。土日出勤もなければ、残業もない」…と、ないないづくしで楽であるとお考えのようです。

たしかに、残業自体もほとんどなく、あるとすれば面談が少し長引いてしまったり、意見書作成で残務処理を行う程度です。当然、当直もなければオンコールもありません。

「定時、しっかりと勤務すれば、あとはフリー」というオンオフしっかりとした仕事がお好きな場合は、やはり「産業医の生活、いいな」とお思いになるかもしれません。

ただ、現実は予想や想像とは違うことが多々あるものです。「単に楽だから、QOL高いから」という理由で産業医になると痛い目を見るということをちょっと書いてみたいと思います。

産業医の苦労その1=企業人としての姿勢を求められる

医師ということですと、病院内である程度は尊重される立場ですが、産業医ですと企業人、会社員としての姿勢、態度を求められます。

医師としてなら「ちょっと多めにみてもらえる」ということも、企業人としては注意されてしまう、なんてこともあります。遅刻や言葉遣い、態度など、若い産業医だと容赦なく上司から問題点を指摘されるなんてこともあります。

企業カルチャーにもよるでしょうが、あまり合わない会社(たとえば、金融系企業だとかなりマナーや規律に厳しい)だと、窮屈に感じたりすることがあるかもしれません。

産業医の苦労その2=プレゼン能力は必須

医師の中には、あまり人前で喋ったり、分かりやすく説明することが苦手、という方もいたりします。ただ、産業医ですと安全衛生委員会や会議も結構あり、発言を求められることも多かったりします。

さらには、新人研修、管理者研修などで専門外のことを話して欲しい、講話して欲しいと求められることもあります。そんな時、やはりプレゼン能力が問われるという点はあるでしょう。

産業医の苦労その3=離席しづらいこともある

病院ですと、外来、救急外来、病棟など、いろんな場所に医師がいることは不思議ではありません。よって、「ちょっと医局で休憩」「図書室で一休み」なんてことができたりします。

フラフラとする医師が結構いたりするのも知っていますが、産業医ですとあまり離席が多いことはいい顔されません。その点、多動傾向にあり、フラフラしたいという医師の場合、あまり向かない職業かもしれません。

…と書いてきましたが、「そんなことは些細なこと。今の多忙で神経すり減らしてるような生活から脱出したい!産業医、なりたい!」とお思いの先生もいらっしゃるかもしれません。

もちろん適正はなってみないと分からないと思われますが、一度なってみるのはいかがでしょうか。

[2019年版]認定産業医になるために必要な50単位が一気に取得できる講習会(研修会)一覧・スケジュール」などをご参考にしていただき、単位取得後、常勤産業医になることをお考えでしたら、
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