労働衛生コンサルタント試験「口述試験」対策で学ぶべき必須項目一覧

労働衛生コンサルタント試験の「口述試験」対策で、まず学ぶべき必須項目」としてはどのようなものが挙げられるか、今回の記事で考えてみました。

まずはとっかかりとして、今回の記事に掲載しているような内容について「概要を説明できる」レベルにしておく必要があります。「許容濃度と管理濃度の違いを説明してください」「リスクアセスメントの手順を説明してください」「リスクとハザードの違いはなんですか?」など、とにかく説明させられる質問が多く出題されます。

産業衛生の分野は専門用語が多く、産業医であっても「聞いたことないよ」というものも珍しくないでしょう。下記の一覧を利用し、「説明できるかどうか」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

ただ、これだけでは頻出問題を網羅できているわけではありません。さらにもう一歩受験対策を進める上では、

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をご参考にしていただけると幸いです。

1) 法規
・労働安全衛生法:労働衛生コンサルタント、産業医、労働衛生管理体制について
・労働衛生:3管理、作業環境測定、許容濃度・管理濃度、管理区分、健康診断
・労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)、PDCAサイクル
・リスクアセスメント、コントロールバンディング、リスクとハザード、量-反応関係 / 量-影響関係

2) 統計
・業務上疾病の動向
・健康診断の有所見者数の動向、THP、特定健診
・労災認定件数の動向
・第13次労働災害防止対策(2018年現在)

3) 労働衛生機関
・産業保健総合支援センター/地域産業保健センターとは

4) メンタルヘルスケア
・メンタルヘルスケアの進め方
・4つのメンタルヘルスケアとは
・メンタルヘルス不調者の職場復帰支援
・ストレスチェック
・一次予防、二次予防、三次予防とは

5) 過重労働対策
・過重労働による健康障害
・過重労働対策
・産業医による面接指導について
・労災認定基準

6) 化学物質対策
・有機溶剤とは、特定化学物質とは、特別有機溶剤とは、有機溶剤/特定化学物質の分類とは、健康障害、職業暴露が考えられる発がん性物質
・化学物質の障害防止対策
・有機溶剤健診とは
・生物学的モニタリングとは、BEIとは、
・有機溶剤および鉛の曝露の指標となる代謝産物
・化学物質に対する呼吸用保護具の適切な使用法
・局所排気装置の種類と特徴

7) アスベスト
・アスベストとは、曝露による健康被害とは
・アスベストの健康障害防止対策
・労災認定の基準、健康管理手帳の交付基準

8) 粉じん
・粉じんとは、ミスト・ヒュームとの違い
・粉じんによる健康障害、健康障害防止対策
・粉じんに対する呼吸用保護具の適切な使用法
・じん肺健診、じん肺管理区分について

9) 熱中症
・熱中症とは、WBGTとは
・熱中症に対する健康障害防止対策とは

10) 酸欠
・酸欠の定義、起こりうる場所、健康障害
・酸欠対策

11) 騒音
・騒音性難聴と老人性難聴との違い
・騒音による健康障害防止対策とは、健康管理の方法

12) 電離放射線
・電離放射線による健康障害とは
・被ばく管理の方法
・除染作業の放射線障害防止について

13) 受動喫煙防止対策
・喫煙による健康障害、喫煙率の動向
・職場における受動喫煙防止対策とは

14) 腰痛
・腰痛の多い職種
・腰痛予防対策

15) 振動障害
・振動曝露による健康障害
・振動障害に対する健康障害防止対策、日振動曝露量A(8)

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