人事は「中途半端に出社する社員」を問題視する【産業医マニュアル】

タイトルの「中途半端に出社する社員」の意味ですが、これは「欠勤をたびたび繰り返しながらも不定期に出社する」「出社はするものの、居眠りをよく目撃され、半休をたびたびとる」といった状態の社員を指します。

こうした状態は、「体調不良なのにも関わらず、なんとか出社しようとする」といった表れかもしれませんが、人事としてはあまりいい顔をしません。

というのも、たとえば「居眠り」「たびたび休んで仕事に穴を開ける」といったことは、同僚たちに示しがつかないからです。上司も「大事な仕事を触れない」「どう扱ったらいいか分からない」といったことで困ってしまいます。

よって、こうした「中途半端な出社」をされるよりは、「しっかりと体調を整えるために休業する」方が好まれます。産業医としても、無理を押して出社することを勧めるよりは、やはり「しっかりと体調を整え、安定的に出社できる」ようにするようアドバイスすべきでしょうね。人事とこうした社員について相談していますと、「しっかりと休むよう、アドバイスしてください」と言われることもあります。

また、何度となくこうした「たびたび休む」「居眠りがやめられない」といったことを繰り返す社員については、「こうした状態であれば、しっかりと休業する」といったことを事前に取り決めておくといいでしょう。

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