社員にとって迷惑でしかない産業医の3つの特徴【産業医マニュアル】

社員に嫌われる産業医の特徴」や「主治医としての考え方の癖が抜けていない産業医が社員にとっても迷惑な理由」でも書いていますが、やはり社員にとって産業医が「迷惑」となってしまうケースがあります。

関わり方によっては、本来、社員が健康で安全に勤務するのを助ける産業医が、逆に迷惑をかけてしまうということがあるわけです。そんな「迷惑な産業医」の特徴、そしてどうすれば迷惑な産業にならずにすむのかといった方法について、今回は書いてみたいと思います。

1) 自分が介入して即、問題が解決すると思い込んでいる

臨床医から産業医になりたてのドクターに多いパターンですが、自分が介入することで、社員の問題が即、解決すると思っていることがあります。そんなに簡単に問題が解決するのならば、本人や上司たちが悩むはずがありません。

「こうすれば解決できるんだ!」と産業医だけが盛り上がっている中、本人や上司、人事は「そんなことで解決できれば世話ないよ」と冷ややかに見ているなんてこともあります。

臨床医時代のクセで、「こう治療すればいい!」と考え、さらに「すぐに結果が出る」と思い込んでしまうのは危険です。産業医の世界では、問題解決のためのガイドラインがしっかりとあるわけでもなく、個々のケースに対し、今まで培った経験などで対処していかなければいかないことも多くあります。

臨床医経験も重要ですが、そのままその経験が産業医経験として引き継がれるわけではなく、産業医となったからには「ゼロベースで、また一から」であり、徐々に問題解決能力を養っていくといったスタンスでいた方がよろしいかと思われます。

2) コロコロと方針を変える

1) にも関係しますが、「すぐに結果が出ない」となると、次々に方針を変えて本人や職場を振り回してしまう産業医もいます。

繰り返しになりますが、すぐに結果が出ることばかりではなく、さらには本人の病状は一定ではないため、それによっても「上手くいかない…」と感じることがあるわけです。

大局的・中長期的に見て、大筋では上手くいっているにも関わらず、「これじゃダメだ」と思い込んでしまうこともあります。そこでコロコロと方針を変えてしまうと、評価が困難となってしまうなんてこともあるわけです。

3) 一方の話を鵜呑みにする、決めつけてしまう

社員の話や、その上司の話を鵜呑みにしてしまう産業医は危険です。どちらか一方の意見ばかりを信じ、誤った判断をしてしまうということはすべきではありません。

物事にはいろんな見方があります。一方の視点ばかりではなく、複数の視点から物事を見た上で判断するべきであると思われます。そもそも、上司の話ばかりを信じ込んでしまえば、相談を受けている社員の信用も得られないでしょう。また、逆も真なりです。

以上です。
「このケースは、こうすればいい」という一対一対応の解決ができるわけでもなく、また、別のケースではいままで上手くいった方法が、上手くいかないなんてことも多くあります。そこがこの仕事の面白いところであると思います。

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