あなたのその「クレーム」が誰かを追い詰めているかもしれませんよ

お客様を相手にする仕事をしている以上、ついてまわるのがミスと、それに対するクレームです。

もちろん、ある程度のクレームなら許容範囲でしょうが、中には度が過ぎた無理難題を要求してきたり、何度も謝罪を要求してくるようなケースもあります。

その場合、そんな無理筋を通せるわけもなく、ただひたすらに延々とクレームを聞き続けるといったことになるわけです。

そんなクレームが日に何度も重なるようであれば、それはストレスを溜めていくことになります。さらには、自分で犯したミスでもないのに、クレーム対応をしなければならないといった理不尽なケースもあります。

特に若い社員は、そうしたクレームを「受け流す」「処理後は気分を切り替えて、忘れる」ということが困難であったりします。

結果、メンタル疾患を発症し、休職に追い込まれる社員もいます。実際、「死にたい…」と涙ながらに訴えていた社員もいました。

あなたのその「クレーム」が、誰かを追い詰めているかもしれませんよ。そうならないように、クレーム対応をするのも心を持った「人」であり、産業医としてはあまりストレスを与えないようにお願いしたいところです。

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