診療で「大人の風疹」を見逃さないポイント

「大人の風疹」を見逃さないポイントが日経メディカルの「これって風疹? 見逃しを防ぐ診療ポイントとは」という記事が掲載されていました。

まとめますと、

・風疹の三徴は、発熱、皮疹、リンパ節腫張
・経過としては、感染8日目あたりからリンパ節腫脹、2週間後には上気道症状と発熱、皮疹出現、その後関節痛が出る。
・リンパ節の中で、特に後頸部リンパ節腫脹を見逃さない!
・風疹のワクチン接種歴を確認するため、母子手帳を持参してもらう。
・風疹疑い例では、最寄りの保健所に届け出て、確定診断を行なってもらう。

とのことです。

「診察では、まず首の後ろを触ることが大切」とのことです。忘れないようにしたいですね。

あとは、接種歴がなく、疑わしい症状、所見がある場合は保健所に連絡。これも忘れないようにしたいところ。

皮疹が出たら分かりやすいですが、その前に「もしや?」と疑った場合は、上記ポイントをもとに診察するとよろしいのではないでしょうか。

やはり問題なのは、妊娠中の風疹。計画妊娠の場合は、やはり風疹のワクチン接種は欠かさずにしてもらいたいところですね。

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