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元内科医と元精神科医、「産業医」に向いているのはどっち?

   

私は、内科医から産業医になった口ですが、その一方で精神科医から産業医に、という経緯をたどってこられた先生も結構多いようです。

最近では、「パワハラ問題」「過重労働対策」などが注目されるようになり、それに伴って社員のメンタルヘルス対策に重点を置く企業も多いようです。その点、精神科医の先生を産業医として雇用する企業も増えてきているのではないでしょうか。

ただ、産業医のカバーする領域もメンタルヘルスのみではないので、「精神科医なら万能」というわけではありません。そこで、内科系産業医と精神科系産業医の3つの違いについて今回書いてみたいと思います。

1) メンタル疾患での休業者への対応について

この点については、やはり精神科医の方が順応性は高いと思われます。疾患や社員の状況把握などは、恐らく内科系産業医の比ではないと思われます。

しかしながら、産業医の立場では「復職可否判断」「就業制限の必要性判断」などもあり、ここら辺の匙加減は、やはり産業医として経験が必要と思われます。ですので、「産業医未経験」であった場合は、精神科医であったとしても、「なんでも対応できる」というわけではないでしょう。

2) 健診判定業務について

健診判定業務に関しては、やや苦手とされている精神科系産業医の先生方は多いようですね。理学所見、血液検査所見、胸部レントゲン・心電図所見など、病棟でもあまり接してこないと判定するのに慣れが必要だと思われます。

この点は内科系産業医の方が分があり、スムーズに慣れていけるでしょう。ですが、この点もやはり事後措置として保健指導・就業制限の必要性判断があり、産業医未経験ですと最初は戸惑うところもあるでしょう。

3) 救急対応について

滅多にありませんが、社屋内で急病人が出た場合、初期対応を任されることがあります。その場合、やはり診察や保健師への指示出しなどについては内科系医師の方が慣れているということがありますね。もちろん、そこから先のことは救急搬送するなり、受診を勧めるなりということになっていきます。

…と、ここまで書いてきて、内科系産業医であろうが精神科系産業医であろうが、一長一短、さらには産業医業務という「特殊性」を考えれば、「未経験なら皆同じ」のような気がしてきました。

また、産業医の仕事は人を選ぶというところがありますね。やってみれば、向く向かないというのがはっきりすると思います。少しでもご興味があれば、まずはやってみることをお勧めします。

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