労働衛生保護具について[労働衛生コンサルタント試験過去問 平成29年度 問25]

【問題】
労働衛生保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)化学防護服、化学防護手袋及び化学防護長靴は、労働衛生保護衣類である。

(2)第一種耳栓は主に高音を遮断するため、装着しても会話が可能である。

(3)一般に防毒マスクの吸収缶の破過時間は、30 ℃程度の高温環境下では長くなる。

(4)防じんマスクなどのろ過式の呼吸用保護具は、酸素濃度15 %の環境下では注意して使用する。

(5)電動ファン付き呼吸用保護具は、給気式の保護具である。

【答え】(1)

【解説】
〇(1)化学防護服、化学防護手袋及び化学防護長靴は、労働衛生保護衣類である。

×(2)第一種耳栓は、低音から高音を遮断する。第二種耳栓は、耳栓をして会話がある程度可能装着しても会話が可能であるが、十分な遮音効果が期待できないことがある。

×(3)一般に防毒マスクの吸収缶の破過時間は、30 ℃程度の高温環境下では短くなる。

×(4)防じんマスクなどのろ過式の呼吸用保護具は、酸素濃度18%以下の環境下では使用できない。

×(5)電動ファン付き呼吸用保護具は、ろ過式の保護具である。

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