勤務医だけでなく開業医もツライよ-「院長」になる前に適正を知るなら「雇われ院長」の経験を

日経メディカルの記事「医師に落ち度のない「事故」をどう収めるか」と、「『これって労災ですよね』腰痛の職員が院長に要求」という2つの記事を立て続けに読んで、「開業医も楽じゃないな」と改めて思った次第です。

一つは腰痛症に対する硬膜外麻酔で、医療過誤を疑われてしまった院長の話で、もう一つは職員が腰痛を「労災だ」と言って補償を求めているというケースの紹介がなされていました。

前者は、「今後責任は問わない」という念書をとった上、「お見舞金」でカタをつけ、後者は職員を伴って「労基署」を訪れることを提案されていました。本当に大変だなぁ、とつくづく思った次第です。

クリニックの院長ということになりますと、患者さんの対応、そして看護師・職員への対応などが求められ、当然ながら経営もしていかなければならないし、医師会とも上手くやっていかなければなりません。

こうしたことが不得手という人は、クリニックの開業は避けた方がよろしいでしょうね。もし適正が分からなければ、「『雇われ院長』になるメリット・デメリットとはー開業をお考えの先生にオススメ」にも書きましたが、雇われ院長として働いてみる、というのも手でしょうね。

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