転職時の給与交渉は「平均給与」を踏まえるべき-医師85万円・歯科医60万円・薬剤師36万・看護師30万円

厚労省から、「2017年度賃金構造基本統計調査」の結果が発表されていましたね。医師の月額所定内給与額は、84万9000円だったそうです(平均年齢42.1歳、勤続年数5.3年)。

これが高いか安いかは別として、やはり「平均はこれくらい。自分の年齢と、これくらいの働きを想定しているから…」と考えた上で、希望提示額を設定してはいかがでしょうか。

給与が85万円だとすると、12ヶ月で1020万円。時間外手当や当直、オンコールなどを含めると、1200~1300万円程度にはなるんでしょうかね。いずれにせよ、こうした「指標」があると設定しやすくはなりますね。

「安売り」し過ぎるとモチベーション低下にもつながりますが、その一方で「希望額が高すぎる」とそれはそれで転職が上手くいかない原因にもなります。また、転職をお考えでも「実は今勤務しているこの病院、結構給料出してくれてたんだ」と思い、思いとどまるきっかけにもなるかもしれません。

いずれにせよ、自分の市場価値を図る上でも、平均の給与は知っておくとよろしいでしょうね。まずはそれをたたき台とし、どの程度を希望されるのかということですね。

もしどの程度までを希望できるのか判断しかねるということであれば、転職支援会社のキャリアエージェントとご相談されることをお勧めします。

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