「話が通じない」患者さんやご家族の対応で心掛けたい3つのポイント

特にご高齢の患者さん、そして同じくご高齢のご家族の場合、話し合いが遅々として進まず、なおかつ二転三転として大変な思いをすることもあります。

そうした場合、「もう、どうすりゃいいの?」と、投げ出したくなりますが、そうもいきません。そんな際、どんなことに心掛けたらいいのか、ということについて今回は書いてみたいと思います。

1) イライラを表に出したり、声を荒げるのは絶対NG

何度も同じような説明を繰り返して、「それはさっき言ったじゃないですか!」などと声を荒げてしまうのは絶対にNGです。また、イライラを心に留めているつもりでも、実はその気持ちは相手に伝わってしまうものです。

そこでですが、イライラしそうになった時こそ、「なぜ伝わらないんだろうか?」「理解できるようにすればどのようにすればいいのか」と冷静に考えるようにしましょう。1テンポ考えてから反応することで、声を荒げてしまうといったことは少なくなるでしょう。

2) 資料作り、説明内容をまとめた文書作り

説明したところ、まったく伝わっておらず、「実は耳が遠くて、聞こえてるふりをしてても、ほとんど聞こえていなかった」なんてこともあったりします。

そんな時、ずっと大声を張り上げて同じことを何度も説明するのは疲れてしまいます。そこで、理解を促す資料を作ったり、説明内容をあらかじめ文書にしておくと、理解しやすいと思われます。

また、意外に話を聞くのは苦手でも、文章や図にすることですんなりと理解してくれる方もいらっしゃいます。事前準備がちょっと面倒ですが、ぜひお試しを。

3) 看護師、ソーシャルワーカーに同席してもらう

医師の話が通じない際、「分かりやすく話していても、それでも患者さんにとっては難しい」ということがあります。その場合、看護師やソーシャルワーカーの方が「通訳」をして、話を咀嚼して説明してくれることがあります。

ですので、看護師さんやソーシャルワーカーに「通訳」役として同席してもらい、話し合いを円滑に進めることもできると思われます。1人だけで対処しようとせず、担当看護師さんに一声かけるのもよろしいのではないでしょうか。

以上です。
ただ、地域性や施設によっても、こうした「通じない」という場面に遭遇する頻度は結構違ったりします。もしこうしたことでストレスを溜め続けているようでしたら、「リクルート ドクターズキャリア」といった転職支援会社のエージェントさんにご相談いただき、転職を考えてみるのもいかがでしょうか。

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